HALクリニックの診察室から (Part 2)

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

動悸を感じたら… (不整脈診断の手がかり)

「動悸」がして、「不整脈かな?」と感じる方も多いと思います。
病院に行って心電図をとってもらっても、「異常なし。動悸があるときに来てください。」と
いわれることが多いかもしれません。

確かに、「動悸があるときに心電図」を見ることが重要です。
そういう心電図を記録するために、24時間記録するホルター心電図検査も
有用です。
でも、装置を付けているときに動悸が起きないことも少なくありません。

では、どんな不整脈か分からないの?

正確な診断はできなくても、ある程度の手がかりをえることは出来ます。

あわてず、手首の脈を取りながら時計を見てください。
そして、どんな脈であるのか、判断します。

1)1分間の脈拍の数は? (30秒計って2倍したり、15秒計って4倍してもいいです)
普段と同じくらいの脈拍数? 100以上と多い脈拍? 50以下と少ない脈拍?

2)脈は規則的ですか?
等間隔で脈を打っていますか? 規則的なリズムで、時々脈のリズムが変わりますか?
てんでんバラバラな不規則な脈ですか?

3)さらに、脈の不整はどのくらいの間続きますか? 数分? 数十分? 1時間以上?

4)めまいや沈み込むような感じはありませんか?

こういう情報があると、正確な診断ではなくても、不整脈がなんなのか
想像がつけやすいです。また、危険な不整脈か否かの判断の助けにもなります…

みなさんも、動悸を感じたら、自分の脈をチェックしてみたください。
そして担当の先生に情報を伝えて、診断に役立ててもらってください。